大島紬をほどき、二本の日傘へと仕立て直しました。
繊細に織り込まれた柄と、落ち着いた色合いが魅力の大島紬。
その風合いを活かしながら、日差しの中でも美しく映えるよう丁寧に仕立てています。
今回の仕立てでは、裏地を切り返し縫いで縁取りとして使用しました。
表地と裏地を組み合わせることで、縁にさりげないアクセントが生まれ、全体の印象を引き締めています。
また、二本それぞれで縁取りの幅を変えることで、同じ生地から生まれながらも異なる表情を楽しめる仕上がりになりました。
一本は持ち歩きやすい折り畳み傘として、もう一本はしっかりとした佇まいの長傘としてお仕立てしています。
用途に合わせて使い分けていただけるのも魅力のひとつです。
一枚の着物から広がる、新たなかたち。
日常の中で、さりげなく和の美しさを感じていただけたら嬉しいです。











