着物をリメイクして傘の張り替え

お母さまが使ってらっしゃった雨傘が劣化して生地が裂けてきてしまったので、お母さまのお着物をリメイクして日傘にしてほしいとのご依頼です。

裏地の紫色の八掛を切り返し縫いで縁取りいたしました。

特徴的な手元と露先(傘の外側の先)をお客様も大変お気に召されており、それを上手く生かすことができました。
私共にとっても、このような露先を目にするのは初めてであり、大変良い経験となりました。

お客様の大切で貴重な傘を新たな形で生まれ変わらせることができたことを、心より嬉しく思います。

紬のお着物から切り返し縫いの日傘

先日ご注文いただいたお客様から、お着物の残布から日傘の追加注文をいただきました。

柄を合わせるには少し生地が足りなかったので、切り返し縫いにしてこのようなデザインにさせていただきました。

お母さまのお着物からお仕立てした日傘

4姉妹のお客様から、お母さまの大切な着物を使って4本の日傘を作りたいというご依頼をいただきました。
思い出の詰まった着物を日常で使える形にしたいという願いを込めて、一本一本丁寧に仕上げました。

母の愛情と姉妹の絆を込めた特別な日傘が、これからの素敵な日々を照らし続けることを願っています。

黒留袖と絽の日傘

黒留袖と絽のお着物から日傘へリメイクのご注文。

黒留袖はお姑さんの、絽は実のお母様の形見とのことです。
2枚のお着物を切り返し縫いで合わせ、それぞれの家の家紋をご希望の配置で入れさせていただきました。

黒の羽織からお仕立てした日傘

菊の地模様がある黒の羽織を日傘に。

先日、日傘にお仕立てした裏がカラフルな絽の着物で縁取りしてみました。

写真では分かりづらいですが、2種類の柄をしっかり合わせてあります。